2011年11月6日日曜日

ソレノイド、バッテリー、配線

慣らしも1000キロを超え、たまに出てくるマイナートラブルを潰しつつ、楽しいショベルをだいぶ満喫できるようになって来ました。

それでも、ちょっとしたトラブルはツーリングごとにでてきて、決して飽きさせてはくれません。信号待ちのエンストは相変わらずだし、ETCが反応しないことはしょっちゅうだし、アラームが鳴りっぱなしになったこともあったし、セルが回らなくもなりました。

ほっといてもなんとかなるものは放っておくのですが、セルだけは何とかしたかったので、休みの日にじっくりいじってみました。

どうも、スターターギアが出てない感触なので、プライマリーを開けてみて見ることに。はい、想像通り出ていません。動き自体はスムーズなので、ソレノイドを疑います。マニュアルにソレノイドのテスト方法が乗っているので、さくっとそれを実行すれば良いのですが、トラブルシューティングのプロセス自体が楽しいので、マニュアルや配線図を見て、テスターを当てながら、なんで、セルボタンを押すと、ギアが引っ張られるのか、考えます。

マニュアルの記載が間違っていたので、ちょっとだけ余計に時間を費やしましたが、仕組みはわかりました。

やっぱり、ソレノイドがおかしい感じです。
ですが、、、、症状からしてどうも納得行きません。ソレノイド内のコイルも断線していません。

ということで、モヤモヤしながら少し考えてみると、バッテリーが疑わしいのではないかと。

電圧を測ってみると12.5V。バッテリーはビンビンだぜ♪。おかしいですね。。。。念のためソレノイドのところに来ている端子で測ってみると、7V。あれ? やっぱりバッテリー? 弱ったバッテリーって負荷をかけると電圧が下がることってあるような。。。。

この時も納得できませんでしたが、7年目のバッテリーだからってことで、バッテリーのせいにして組み直します。7Vしか来ていなかった端子のギボシ圧着部分がむき出しになっていたので、ビニテで絶縁しておきます。よく見ると、少し断線気味でした。

組み上げて、セルボタンを押すと何事もなかったように普通に動きます。あー、よくある組みバラしで直っちゃったってやつですか? と思いましたが、原因は間違いなく端子の部分の接触不良でしょう。導通部分があまりにも小さかったため、そこに過大な電流が流れて熱を持つ、結果熱による抵抗が発生して(ここは勝手な想像)電圧低下、スターターギアを引っ張るだけの電力が発生せず、ってな流れかと思います。

ということで、だいぶ思考のプロセスを旅しましたが、大きな出費の必要もなく(ココ重要w)、また楽しいショベルを満喫できそうです。

ちょっと散歩に行った海ほたる


大磯ロングビーチ

毎年恒例のカントリーロッジ木の実へ行く途中