2021年3月13日土曜日

インマニとかロッカーシャフトの目玉とか

 700〜800rpmくらいまでアイドリングを下げると必ずストールする。せっかくの官能的な三拍子なのに。10年前にオーバーホールしたときからずっとそうでいろいろ試してみた。点火時期、プラグケーブル、キャブ調整。結局原因と思われたインマニからの2次エアは最後の最後で対策した。

ゴムのインシュレータを交換してだいぶよくはなったんだけど、まだ完全には治らずなんだろな?と探ってみると、キャブを固定するステーの角度がイマイチでインマニとシリンダーヘッドの接合部分にずれが生じていた。

ものすごい硬いステーを少し曲げて角度を調整、だいぶ良くなった。

そして、ロッカーシャフトの目玉のオイル漏れ、ボルトがどうにも緩まずOリングを挿入することが出来なく、しょうがないのでウルトラカッパーでシール。一回目のシールは失敗だったので、範囲を広げて再度シール。これでうまく行かなかったらインパクトレンチ購入だ。

という最近のバイクいじりをものすごくテキトーに書いてみたエントリでした。

2021年3月2日火曜日

漏れ続けるミッションオイル

ミッションオイル漏れ対策は随分色々とやった。主なシール類は全とっかえしたし、ミッションを固定する4本のボルトも変えたし、サンダンスのリークレスも入れた。なのに全然収まる気配がなく、かなり男前に漏れてくる。

30分くらい停めたあと

もうキリがないので原因を追求するのはやめようと思っていたけど、そういえば金属粉が混じったオイルで走っていたなぁと思い、メインシャフトが痩せてる可能性があるため、ばらしてみた。

ばらしてみると、なんとスプロケットナットが緩んでいた。
えっ?! ここ緩むの? とかなり驚いて、肝心のメインシャフトはあまり確認せず、オイルシールを2重にして結果オーライに。ナットの緩みはおそらくロックタブの爪を起こしてなかったと思われ。

ただ、以前にもこのナットが緩んでいたことがあったので、そのときもロックタブの爪を起こしてなかったのか、それとも爪は起こしてあったけど何かの原因でそれでも緩んでしまったのかは正直よく分からない。今回はきっちり爪を起こしたのでそれでも派手に漏れるようなら構造的な問題が生じていると判断しよう。

ミッションスプロケットナット

インナープライマリ
オイルが飛び散ったせいですごく汚い

汚れたパーツをきれいにして、バイクの両側からアクセスするすごく面倒くさい工程を経てパーツを組み付け、クラッチハブナットを間違って規定の倍くらい(?)のトルクで締め付けたけどそのままにして、完成。

一晩おいたけど全く漏れてないので近所を散歩。帰ってきたら見事にオイル漏れ。ヲイ。ただ、漏れる量は前ほど激しくないので原因だったもののうち一つは潰せた模様。

その後、何度か気持ちの良いツーリングに行くも、オイル漏れは相変わらず。

これはもしかしてブリーザー?(空気穴?)が詰まっているのでは? 空気穴が詰まっていると、ミッションケースの内部温度が高くなって内圧も高くなったときに、圧の逃げ場がなくなってシール部分からオイルが漏れてくるのでは?

ということで見えづらい場所にある空気穴を見てみると見事に詰まっていた。

ファイバースコープの先に針金を固定して空気穴に挿入。詰まってるゴミがミッションケースの中に落ちるのでちょっとアレなんだけどまぁいいやってことで。
ファイバースコープの先端に針金を装着

画面中央右上の空気穴を針金で刺す(これが結構難しかった)

さてこれでどうなることか。