2023年1月8日日曜日

ドラレコなおったっぽい

 1万円ちょっとで買える中華ドラレコ。映像がとぎれとぎれになったり、録画できなかったりするようになってしまった。

おそらく振動でだめになったのだろうと思ったけど、一応サポートに連絡してみたらちゃんと返事があったし、ちゃんとサポートしてくれた。どうやらスパークプラグのノイズを拾うらしい。ドラレコのケーブルにフェライトコアをつけたり、ケーブル自体をシールドすると良いとのこと。といっても抵抗入りのものを使っているしちょっと信じられない。しかもケーブルをシールドなんてクソめんどくさいこと絶対にやりたくない。

だいたい、自分のバイクで何かが壊れるっていったら振動で壊れるに決まっている。硬いものは割れるし、締めたはずのネジは緩むし、ネジが緩むからパーツが落ちてなくなる。今回のドラレコだって振動で内部のパーツが壊れたに違いない。実際、金属製の本体は、バイクのフレームとあたっていたところが2mmくらいえぐれていた。

取り付け場所もアクセスの良いところに変えたかったというのもあって、ドラレコ本体を買い直した。けれども結局何も改善されてなかったというのが前回まで。しょうがないので簡単にできそうなフェライトコアを試してみる。

ケーブル径は5mmなので、それに合うフェライトコアを探すが評価が良くない。7mm径のものだとそれなりに良い評価なので、5mm径のものはフェライトが小さくてノイズを吸収しきれないのだろう。

10個セットを購入して、色んなところにつける。いくつか余ったけど、余らせても他に使うとは考えられないので、全部つけてしまう。ドラレコ自体もものすごくノイズを出しているらしいし(アマゾンのコメント)。






結果オーライ。ちゃんと録画されるようになった。
本体を買い替える必要なかったっぽい。。。。

いつもの南房総は快晴で今日も気持ち良かったです。




2023年1月3日火曜日

ああすればこうなる

バイクがいい感じになったのは2022年の11月頃だけど、ずーっと引きずっていた2次エアまで直したのでここまで不具合がないのは10年ぶりくらいか。

九十九里は快晴
(たまたま撮れてたドラレコの映像)

2019年に2度めのオーバーホールをやってから、
  • 突然壊れたスピードメーターケーブルを交換し
  • ダメなバルブガイドシールのせいで出たオイル下がりを直し
  • ロッカーアームシャフトのオイル漏れを直し
  • ミッション付近の異音に悩み
  • オルタネータを交換し
  • オイルクーラーを増設し
  • インナープライマリのひび割れを直し
  • ミッションのカウンターシャフトを交換し
  • ハブローラーベアリングをオーバーサイズのものに交換してミッションの異音を直し
  • ドラレコをつけ
  • 突然ハッピーメーターになったスピードメーターを交換し
  • ミッションのメインシャフトとドライブギアを交換し
  • キャブのアクセラレータポンプ不調を直し
  • オイルポンプを交換し
  • 腰下をOHし
  • ついでにピストン&シリンダー、油圧タペット、タペットブロック、プッシュロッド、ロッカーアームなんかも交換して
  • 新品にしたシリンダーがオイルを吹いて
  • まさかの鋳造シリンダー自体にスが入っていたのにやっと気づいて
  • 泣く泣くS&Sのシリンダー&ピストンセットにして
  • ロッカーアームのクリアランスを調整して
  • 歪んだフロントブレーキディスクを交換して
  • エンジンが温まっているときに締め付けるといいって気づいたインマニの調整を終える
という果てしなく感じた長い試練の時を乗り越えた。簡単にトラブルシュートできたものもあれば、ミッションの異音ように原因にたどり着くまでにものすごく長い思考過程があったものや、ミッションのオイル漏れのように原因にたどり着くものその対策をうつのもめちゃくちゃ時間と手間がかかるものもあった。

そんな精神と時の部屋にいたみたいな3年半を経て、やっと不具合のないバイクに仕上げられた。実際そんなことないんだけど、不具合がないってだけでものすごく調子がいいって思える。

そして、それは次の不具合がすぐそこで待っているかもしれないということも理解している。

そしてそして、今日。とても天気の良い、正月休みの最終日。九十九里までちょい乗り。
調子の悪かったドラレコを新品に変え、勝手にキルされるキルスイッチも対策してなんの不具合もない、当たり前の状態で4時間ほどのライド。

快晴で、サーファーもたくさんいる九十九里は、ひょっとして暖かいんじゃないかって錯覚しちゃうくらいに気持ちよく、カリフォルニアのビーチみたいだった。いつかまたサーフィンやってみたい。

帰り道、千葉の高速を走っていると、メーターの針が80マイル付近を指す。あれ?と思ったら今度は100マイルに。あぁ、また壊れた。メーター交換してまだ5000マイル(8000キロ)なのに。

帰宅して、新品に変えたドラレコの映像を確認すると、以前と全く変わらず、映像が途切れ途切れ。どうやらスパークプラグから出るノイズを拾ってしまうことが原因らしい。

こうして束の間だった”らしくない”バイクはいつものバイクに戻り、これからもこんな調子で付き合っていくのだろう。


ハンティントンビーチ