2011年6月19日日曜日

ツールがあるかないか


写真は、ミッションスプロケットナットを締めるためにドライブベルトとリヤタイヤをつけたところ。3ヶ月ぶりに少しだけバイクらしくなった自分のバイクを見てちょっと嬉しいです。このタイヤはまたすぐに外すんだけど、やっぱりバラすのと違って、組み立てるのは、形が変わるごとにゴールに近づく実感があって楽しいです。

それはさておき、なんとか安くあげようと思って自分で始めてはみたものの、すでに工具と消耗品で10万円近く使っているのはとても悲しいっす。しかも、以前は3000円の工具を買うのにずいぶん悩んだけど、今ではパーツ代も含めたトータルの金額がスゴイことになっていて、なんだか、1万円くらい出費が増えたところで”誤差じゃね?”と思えるようになってしまったのもいいのだか悪いのだか。

ただ、最近、必要なときに必要な工具が手元にあって、スムーズに作業が進むことを実感することが何度かあり、今まで泣きながら工具を買ってきた自分を褒めてあげたくなります。

例えば今日は、Made in USAのローターがインナープライマリと干渉してクランクが回らないって場面に出くわしたけど、ずいぶん前に、必死になって探した安くてソコソコのサンダー(2500円)でチョチョイっと加工すれば良いだけなので、ほんとストレス無いですし、実際楽勝で取り付けられました。サンダーがなかったらなかなか前に進めないのですがね。

ホント、ツールがあるかないか、これ重要ですね。Tool rulesです。

今日は、やっとタンクとフェンダーの塗装が終わりました。左のタンク、また失敗しそうなテキトーさを仕込んだままなのですが、まぁいいです。失敗した時に考えます。

2011年6月18日土曜日

Terrible Surprise

先日、22時ころ家に帰って来たら玄関で大きなカエルが待ってました。ホントびっくりです。こんなの、ずーっと前に調布に住んでいたとき、玄関の扉に幅20cmのオレンジ色のガがとまっていたこと以来です。

さて、サプライズといえば、先週の作業。ショップでボーリングしてもらったシリンダを洗浄していたときのこと。

ちょっと失敗した塗装も洗い流そうと、メタルクリーンをあっちっちのお湯に溶かして(多分推奨温度を超えていた)、その中にドブ漬け。しばらくしてから引き上げてゴシゴシ洗っていると、みるみるサビのようなものが! しかもせっかくボーリングしたシリンダー内壁に!!



メタルクリーンってサビ落とし&防錆の効果があるのもウリの一つなのに。しかも、$160 eachの安い新品シリンダー買えそうなくらい工賃払ってボーリングしたのに。ホント、こーゆーのにもだいぶ慣れてきたけど、Terrible Surpriseですよ。

とはいえ、もとはというと、しっかり脱脂しないで塗装してしまったので塗装が失敗→洗浄液の温度をテキトーに(多分熱すぎ)したまま塗装を洗い落とそうとして失敗みたいな「テキトーにやってミスった」が二つはあったわけなんですが。

言い方を変えると、最初からちゃんとやっておけば、この場合は最初にちゃんと脱脂してから塗装すれば、こーゆー状況にはならなかったわけですな。

ちなみにこのパターン、これに限らずたくさんあります。スイングアームのベアリング交換もそうだし(周りを清掃してから触るべき)、コンロッドのビックエンドのガタもそうだし(ピストンピンを無理やり抜いちゃいけない)、ピストンピンブッシングの段差もそうだし(ピストンピンを無理やり入れようとしてもいけない)、キッカーカバーのクラックもそう(ちゃんとクラッチハブプーラー使うべし)。

もう、「手を抜くと、Failする」という完璧なロジックが見事に実践されてますね。

そんなわけで、サビみたいなものが出てしまったシリンダーはできる限り磨いて少なくとも見た目は少しましにしました。あとはピストンがうまいことならしてくれるのに期待です。

と、ここでも上のロジックを実践しようとしている自分に気づいてもう笑うしかありませんが、いーんです、納得してますから。というよりも、やってみないと身に染みない、といったほうが正確かもしれません。

見た目はマシになったシリンダー

話は変わって、久しぶりにスイングアームの付いたバイクを見ると少しは前進した証が実感できて嬉しいです。





さて、今日はこれから作業です。

2011年6月8日水曜日

今日の成果

キッカーカバー取り付け←マコッちゃんが見つけれてくれたいい感じの純正。

リアスプロケ取り付け←週末に洗浄しておいたやつ。


いやー、先は長いですなー。