ちょっと失敗した塗装も洗い流そうと、メタルクリーンをあっちっちのお湯に溶かして(多分推奨温度を超えていた)、その中にドブ漬け。しばらくしてから引き上げてゴシゴシ洗っていると、みるみるサビのようなものが! しかもせっかくボーリングしたシリンダー内壁に!!
メタルクリーンってサビ落とし&防錆の効果があるのもウリの一つなのに。しかも、$160 eachの安い新品シリンダー買えそうなくらい工賃払ってボーリングしたのに。ホント、こーゆーのにもだいぶ慣れてきたけど、Terrible Surpriseですよ。
とはいえ、もとはというと、しっかり脱脂しないで塗装してしまったので塗装が失敗→洗浄液の温度をテキトーに(多分熱すぎ)したまま塗装を洗い落とそうとして失敗みたいな「テキトーにやってミスった」が二つはあったわけなんですが。
言い方を変えると、最初からちゃんとやっておけば、この場合は最初にちゃんと脱脂してから塗装すれば、こーゆー状況にはならなかったわけですな。
ちなみにこのパターン、これに限らずたくさんあります。スイングアームのベアリング交換もそうだし(周りを清掃してから触るべき)、コンロッドのビックエンドのガタもそうだし(ピストンピンを無理やり抜いちゃいけない)、ピストンピンブッシングの段差もそうだし(ピストンピンを無理やり入れようとしてもいけない)、キッカーカバーのクラックもそう(ちゃんとクラッチハブプーラー使うべし)。
もう、「手を抜くと、Failする」という完璧なロジックが見事に実践されてますね。
そんなわけで、サビみたいなものが出てしまったシリンダーはできる限り磨いて少なくとも見た目は少しましにしました。あとはピストンがうまいことならしてくれるのに期待です。
と、ここでも上のロジックを実践しようとしている自分に気づいてもう笑うしかありませんが、いーんです、納得してますから。というよりも、やってみないと身に染みない、といったほうが正確かもしれません。
見た目はマシになったシリンダー |
話は変わって、久しぶりにスイングアームの付いたバイクを見ると少しは前進した証が実感できて嬉しいです。
さて、今日はこれから作業です。
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