2019年3月31日日曜日

1月〜3月

今日は3/31で明日が平成最後の日ですねぇ。と思ったけどそうじゃなかった。全然関係ないけど。
バイクは乗れるようにはなって100キロ位乗ったんだけど、最初はセルが回らず、次にクランクケースシャフトからだと思うオイル漏れで、今こんな状態です。


オイルシール類は大丈夫だと思っても交換しておくのがいいですね。でないと、今回みたいに全て組み終わったあと、そのためだけにもう一度ばらして、しかもガスケットとか緩み止めタブの付いてるワッシャーとかも交換するってゆーものすごく無駄な作業が発生しますね。

さてそんなわけでここしばらくの作業を振り返って記録しておきたいと思います。もう完全に自分のためだけですけどね、なんとゆーか、あとで読み返すこともあるかな、と。日記ですね、完全に。

リアフェンダーの位置合わせ


何年か前にコブラロック的なものを後ろタイヤにかけたまま発進してリアフェンダーの先っちょがグシャッとしたままになってたのですが、今回いい機会なので新しいフェンダーに替えました。

ただ、社外品のいわゆるボルトオンってゆー絶対ボルトオンじゃつかない/ボルトオンするといろいろ不具合が出るやつ、ってゆーのはわかりきってるのであれこれ調整します。
なんだかんだで一ヶ月くらい時間がかかって、死ぬほどのスペーサーの組み合わせを試し、カラーを自作し、キーシリンダーを少し移設して、なんとか納得の行く付け方にたどり着きました。

もともとどのネジでついていたかさっぱりわからなくなったのが泣き所でした。

リアスプロケットのアライメント



セカンダリーベルトとリアスプロケットのアライメントを合わせると、タイヤとシャシーのアライメントが狂っています。
じゃぁ、ミッションケースのいちを調整すればいーじゃん、って話になりそうだけどもうプライマリーを全バラする気力がないので諦めました。
その後、別の理由でプライマリーを全バラするのですがね。

飽きたのでエンジンかけてみる

となりのとなりのとなりに住んでいる友人M氏がいー音させてハーレーに乗ってくるんですよ。あまりにも羨ましかったので、全然仕上がってないけどエンジンかけることにしてみました。

キック3発。ばっちり。最初のオーバーホールのときほどの感動はないけどショベルのいー音聞けました。

フェンダーとタンクの塗装

前回やったときは塗料こそウレタン塗料を使ったけど、超適当にダレダレでやったので今回はもう少しまともな塗装にしたいなと。
Youtubeでさんざん勉強してまぁまぁ納得の行く仕上がりに。
めんどくさいから塗装したあとの研ぎはやらない主義なんだけど、塗る前にタンク表面をパテか何かでならせばよかったです。
ものすごく満足したのは、タンクを吊るしたハンガー。作業がものすごい楽になった。





できた

たしか3月の最初の週末だったけど、最初のボルトを緩めてから8ヶ月、まさかこんなにかかるとは思ってもみなかったけど、やっと最後のボルトを締めて、完成。その日は雨が降っていたので準備だけして初乗りは次の週末に。一瞬だけエンジンをかける。満足。

できてなかった

ばっちり準備をして迎えた初乗りの日、セルが効かない。一週間前にちょっとだけエンジンかけたときは問題なかったのに、全然効かない。まぁいいやキックあるし。ってことでキックを踏む。・・・・キックを踏むこと1時間。全然かからない。全然ダメなんだけど汗だくになってものすごく満足して終了。自分でも意味がわからないけど。

スターターモータークラッチかな




ピニオンギアがちゃんと噛んでいることは確認できたので、スターターモータクラッチを疑う。というか、絶対そうだ。このパーツを交換しているweb記事がいっぱいヒットするし。

症状からすると電力が足りてないようにも思えたので、まず配線、接続端子、バッテリーの状態をチェック。ソレノイドの中の接点もチェックした。スターターモーターもばらしてチェックした。問題なさそう。バッテリーに直結するとギュンギュン回る。

ということで、部品をオーダーして交換作業へ。

不良品か?

届いたスターターモータークラッチに交換するも症状変わらず。あれ? もしかして不良品がとどいた? と思い、チェックした内容と車両状態なんかとともに通販元へ連絡。
ものすごく丁寧な対応ですぐに代替品を送ってくれた。先出しですよ、先出し。助かりますねー。お店はネオファクトリーさん。

良品だった

がーん。届いた部品に変えても症状が直らなかった。ネオファクトリーさんごめんなさい。こっちのミスなんだけど、ものすごく対応良くしてくれたし相談にも乗ってくれたし返事も早いのでほんといいショップ(or 人)だと思う。

原因探しの小旅






結構いろいろな仮説を旅した。
最初はどこかのギアが空回りしていると思い、念入りに調べた。ギアの頭が平らになってる箇所とかあったので、これだ! って思ったけどそうではなかった。

この、「これだ!」→「そーじゃなかった」ってゆーのを3箇所で3回繰り返した。全部すごく自信があったんだけど、空回りするか検証してみるとありえなかった。だいたい場所によってはギアが滑っていたら上の方にある動画のようはならない。

次に思ったのはギア抜け。シャフトがプライマリー側に出すぎちゃって、スターターモーター側のギアが噛まなくなっている状態かと。絶対コレだと思ったんだけど、プライマリーカバーのクリアンスを確認するとありえない。

次はクラッチギアのギア抜け。シャフトは抜けないんだけど、クラッチギアが出すぎちゃって噛んでない、と。もうこれしかない。やっと原因にたどり着いた! と思ったけど、やっぱりこれもクリアランスを確認するとありえない。

なんの問題もなかったと思われる、クラッチギア。一個新品を買っちゃったので、古い方をばらしてみる。

こーゆー構造になっているんだー。仕組みだねー。んでこーゆー構造だと今みたいな症状は出ないな、と納得。もしこの部品が壊れたらもっとヌルっと空回りすると思う。


さっぱりわからん

だいぶ暗い気持ちになる。でもやるしかないので気にせずやってみよう。ということで、現時点で最も可能性の高そうなスターターモーター交換やってみようと。これ、25,000円くらいするのでできればこんな賭けはしたくなかったんだけど、乗るために一番近いと思える道なのでしょうがない。
オーバーホールを始めた頃、600円のゴム手袋が高かったので400円のにした自分がすごく可愛くて懐かしい。

なおった

ビンゴ! もうセルボタン押すときは受験生でいったら合格発表並みにドキドキしたよ。そしてセルが回ったときはエンジンがかかったときより嬉しかった。

そして次の旅へ

旅と言ってもツーリングではない、当然。トラブルの原因を探して直す旅ですね、この場合。
1時間キックを踏んで掛からなかった日、多分200回位キックを踏んだと思う。要はクランクを相当回した。そうしたら一週間後、プライマリーの下にオイル溜りができていた。ドライクラッチなのにね。オイルはエンジンオイルでした。エンジンオイルってことは多分クランクシャフトからなんだろうな。

でも、量が結構半端ない。計ってないけど缶コーヒー一本分くらい出たのじゃないのかな。クランクシャフトのオイルシールがシールしている量ではなさそうだなぁ。うーん、オイルポンプのチェックバルブも駄目なかんじかな。

ということで、とりあえずプライマリ全バラまで。ちな、これ、3回目。