2019年9月8日日曜日

2度めのトップエンドオープン

オイル下がりを直した(と思う)あとの初めてのちょい乗り、ロッカーアームシャフトから盛大にオイルが漏れて惨敗でした。

フロントのロッカーアームシャフト

リヤのロッカーアームシャフト
こーならないようにシール材を塗っておいたのですが耐油性か耐熱性かその両方かがなくてシール材とオイルの混じったものが盛大に溶け出してオイル漏れしていました。

ということで、油にも熱にも強いウルトラカッパーを塗って再チャレンジです。

最初ほど盛大には漏れなかったものの100キロ位走ったらまた漏れてきてしまいました。

しょうがないのでまたロッカーアームシャフトをゴムハンマーでコンコンコンと叩いて内側に引っ込めて、ヘッドの穴の内壁にウルトラカッパーを塗りなおすのですが、どうやらロッカーアームシャフトを内側に引っ込めすぎて戻らなくなってしまったようです。

ロッカーアームシャフトに通してあるワッシャーがシャフトの細いところで下に落ちてヘッドに引っかかっているようです。(あとから違うっぽかったというのがわかりましたが)

うーむ。これヘッドカバーを開けないと無理ですなぁ。しかもヘッドカバーを開けるにはシリンダーヘッドを外さないとだめだったような気がするなぁ。めんどくさー。

ということで2度めのトップエンドオープンへ。

開けてみると、前回つけたバルブガイドシールが一箇所外れていました。

バルブガイドシールが外れている
開けてみてよかったってパターンですね。

しかし前回の方法で駄目だとなるとどうすればいいんだ? 再度ちょっと細めのバルブガイドに合うシールを探します。範囲を広げて車用のシールとかも見てみます。・・・が、見つかりません。

しょうがないので今回はメーカーを変えてS&Sのものにトライです。サイズが合うのかどうかわかりませんが、S&Sのヘッドなので大丈夫でしょう。

サイズ的にはまあなんとか大丈夫そうな感じ
そういえばリアのIn側はウルトラカッパーでくっつけたヴァイトンタイプのオイルシールが取れなかったのでそのままにしました。どうなることやら。

さて、バルブガイドを探している途中で見つけた、S&SスーパーストックシリンダーのManual、久しぶりに読んでみました。紙のマニュアルは捨てちゃってて、何年か前に探したときはwebにもなかったんだけど、その後upされたようですね。

んで、そのマニュアルを読むと、「ヘッドを交換するんだったらシリンダーホーニングとピストンリング類の交換もやっておくといいよ」と書いてあるじゃないですか。

どーしようか迷っていたんだけど、S&Sさんがそー言うならね、仕方ないですね。ちょっとお金と時間がかかるけどやっておこうかと。

シリンダー内壁。OH後1000キロしか走ってないのに。
というわけで多分8月はじめにバラし始めて8月終わりに組み上がりました。今回は平日の時間を結構使えたのが良かった。

んで、9月の連休にまたこれ http://fxb-yone.blogspot.com/2013/09/end-of-summer-end-of-overhauling.html やりたいので頑張って慣らし中。

平日夜とか走っているんだけど、気温が28度とかあると大体1時間ちょっとでバイクがオーバーヒート気味に。こんなにヒートしやすかったかな? そういえばちょっとガスが薄めな感じもするし。

てな感じで前のブログ読み返していたら、アイドルジェットを0.31に変えてあったことに気づきます。あぁ余計なことをw。いやまぁ走った結果余計だったんだってわかったのでそれはそれで良かったんだけど。

0.32にするか、もともとつけていた0.33にするか迷ったけど、薄いよりは濃い方でということで0.33をチョイス。キャブをばらしたついでにシリンダーヘッドボルトとシリンダーベースナットの増し締め。90Nmとかで締めてるのに緩むのですなー。

他のボルトも増し締めしているところで、オイルタンク&バッテリーケースを支えているブッシングが破断しているのを発見。先日交換してから100キロくらいしか走ってないのに。

ということはそもそも無理な力がかかっているってこと。ナラシはエンジンだけじゃなく組み上げた車体全体の慣らしなんですねー。実走大事。クソ重いバッテリーを外してパーツのアライメントを調整。

今日、台風で荒れる前に少し乗ったけどいい感じ。気温30度。40マイルで走っている分には油温は180F以上に上がらない。

ナラシは残り150マイルくらい。ここまで来たら大きな不具合がない限りオイル交換して出発できるはず。あとは天気次第。

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