けれども、たしか12/30くらいにプライマリーベルトが切れて、まぁ切れたのが今回も家の真ん前だったし、幸い以前使っていたベルトもあったので翌日には直して、バイク部の走り初め成田山を楽しみにしてる感じの余裕でした。
んで、実走チェックってことでまずはガスを入れてタイヤエアーもチェック。エアーは一ヶ月くらい前にチェックしたばかりだから絶対に抜けてないし、チェックするだけ無駄なんだけど、まぁそーゆー無駄をおろそかにしないのが重要なのは今までの経験からよく分かっているのでとりあえずやっておきます。
すると、リヤが1.0くらいしか入ってないことに気づく。あぁ、チェックしておいてよかった、という気持ちよりも、またトラブルかよ、という気持ちのほうが強かったのは言うまでもない。おそらくスローパンクチュア。
これは自分では直せないので、世田谷のスピードスターへ。Google Mapで見ると翌日の元旦は休みだけど、大晦日の今日は営業中となっている。念の為電話するけど出ない。まぁ忙しくて出られないのかなぁと思いつつ店まで行ってみると1/3までお休み。そりゃそうだよね。普通は休んでますよね。
そして話は前後するけど、切れたプライマリベルトを交換するとき、ちゃんと、なんで切れたのか、というのは考えて、その原因を排除してから組むというのはやらなきゃならないことの一つ。それを怠ると組んだは良いけどそう遠くないうちに必ず同じトラブルが起きるから。
プライマリベルトが切れる原因について、よく熱とか言われるけど、多分熱よりもクラッチシェルの偏芯やベルトのセンターとスプロケのセンターが合ってないことや、異物を噛んだりという方が圧倒的に多いんじゃないかなと思う。今回だって真冬に切れているわけだし。
そして今回なんで切れたのか考えてみるけど、
- 偏芯 → 問題なし
- センターのズレ → マニュアルのめんどくさいページどおりやったので問題なし
- 異物 → ケース内を確認するもなさそう
ということでよくわからない。
エンジンスプロケットとクラッチシェルの センター出しをするめんどくさい作業のページ |
それと、BDLのベルトは前回のOH直後に買ったので7〜8年前のものということ。
で、観測できる範囲の事実から推測した原因は以下のどれかかその全部。
- フリクションディスクから出た金属粉による摩耗
- BDLというメーカーのクオリティ
- 買ってから使わずに時間が立ったことによる経年劣化(登山靴のソールとかと一緒のアレ)
というわけで、どれが原因だったとしても、プライマリケースの中をきれいにして、もともと使っていたHD純正のベルトに戻せば原因は排除できるはず。という判断をしてさくっと組み上げたのが去年の年末。
そして正月に実家へ帰り、久しぶりに実家に泊まり、甥っ子姪っ子とスノーボードに行き、時折頭をよぎるベルトが切れた理由に納得がいかず、家に帰ってからプライマリを開けてみたのが1/4。
すると、ベルトの外側だけやけにカスが付いていた。
下の写真はばらしたあとだけど、糸くずのようなものが目立っていた。
こんなのとか |
こんなのとか |
なんでだろと思ってよくよく見てみると、クラッチシェル側の歯にかかっているベルトがだいぶ偏っていた。
この写真もばらしたあとだけど、こんな感じ。
外側に偏っている |
ベルトがセンターに乗っている状態 |
上の写真のようになるために、マニュアルのめんどくさい作業のページどおりに作業をしたのだけれど、センターが出ていなかった。
じゃあなんでマニュアル通りにやってセンターが出ないかってことを探るんだけど、まずは現物の寸法を測ってマニュアルが正しいかを調べてみる。
こーゆー時にダンボールは有能 |
結果、全然違ってた。大胆に違ってた。
なんでこんなに違うんだって思ったけど、よく考えたら社外品を使いまくりなのでまぁ納得行く。
ということで、ベルトが切れた理由は金属粉のせいでもなくBDLのせいでも経年劣化のせいでもなく、センターが出てなかったことによるためと考えてほぼ間違いない。そしてセンターが出てなかった理由は社外品パーツ使用によるマニュアルとの差異発生によること。あぁすっきり。これに気づけないで乗っていたらまたどこかでベルトが切れていたはず。しかも今度は家の前ではなくて千葉のどこかとか出先だったかもしれない。気づけてよかった。「なんでか?」って重要。
これを解決するのにものすごく考えたんだけど、まあそれはそれ。jpcyclesにベルトのオーダを入れ、モノが届いたら早速作業だ。
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