2024年11月22日金曜日

西伊豆から100キロ、4速固定で帰れるのか

 久しぶりに友人とツーリング。美味しい料理とのんびり温泉に浸かれ、行き帰りの道もそこそこ楽しめるところということで西伊豆へ。伊豆半島も先端近くまで来ると人も少なくのんびりできる。

初日は時おり富士山も見え道も空いていてなかなかのツーリング。4時頃宿に着き、のんびり露天風呂で体をほぐしたあとは食べ切れないほどの海鮮料理。もちろんとても美味しく、キャンプメシばかりの自分にはものすごいご馳走。








翌日は昼過ぎから雨予報なので、伊豆の下道は諦めて早めに高速に乗り、12時過ぎには都内に到着するつもりで出発。
途中で寄った道の駅から出発したすぐ後、信号を左折して高速に乗ろうとしたが、行き先が逆の乗口だったことに気づき左折のつもりで発進した進路を直進に変えて急いで路肩に止まる。路肩に寄せすぎて、シーソーペダルにしてあるシフトレバーの下側を縁石にヒット。

すぐに発進するが1速に入らず、何速だかわからないトルクが出ないギアでスタート。交通のない場所に止めて様子を見てみる。こんなときのためにそれなりの工具は持ってきているのでなんとかなるだろう。シフトリンケージを外すためのスナップリングプライヤーだってもちろんあるし、メンテナンス時のマストアイテムのショーワグローブだってある。

ところが色々見てみるもどうやってもシフトチェンジができない。路肩で車載工具を使ってなんとかなるレベルのトラブルではなさそうだ。おそらくミッション内部で何かが壊れている。

ただ、幸いにもギアは4速で固定されているようだ。高速の乗口はここからすぐだし、高速で第三京浜の終点まで行けばそこから自宅までは10キロもないはず。第三京浜終点まで行ければ、そこからレッカーするという手もある。4速で発進なんてできるのかと思ったけどやってみるとなんとかなる。ハーレーのトルクってすごいね。

高速までの数キロ、ストップ&ゴーをなんとかこなし、熱を持ちすぎたせいかクラッチが滑り始めた頃、高速に乗る。しばらく走るとクラッチの滑りもなくなり普通に走れるように。何かあっても困るので80キロ巡航位で優しく走る。渋滞が始まる前に大和トンネルを抜け、第三京浜経由で自宅に到着。あと10分遅れていたら東名の渋滞にハマっていたようだ。渋滞にハマったらそこで終了となるはずだから本当に危なかった。

とてもめんどくさい作業をしてミッションを下ろしケースの中を見てみる。ギア自体には問題がなさそうで、ロータリートップの中身がおかしくなっていた。


ドライバーの先端にあるボール形状のものが本当は赤い丸の部分に収まっていなければならない。まるで脱臼しているよう。

これ、普通に操作している限りはどんなに力いっぱい動かそうとしてもこうはならないので、よっぽど強い力が加わったんだろう。他のところに変形やひび割れなどの影響がないか確認するが、幸いそんな様子は見当たらない。

そして、割れると噂のシフタースプリング(?)はやっぱり割れていた。ついでなのでひどいオイル漏れも手を打とう。

0 件のコメント:

コメントを投稿