2022年4月3日日曜日

謎のオイル漏れ #3

 そんなわけでシリンダーのオイル漏れ。集められる限りの材料からガスケットが吹き抜けたと判断。4,000回転回したらダメ、絶対。

そして、なにかあるかもしれないと思って開けてみたロッカーカバー。やっぱり何かあった。リアのIn側のローカーアームに噛ませてある波型ワッシャーが割れていた。

左下が3つに割れた波型ワッシャー

まれに、ケーブルがFフェンダーに当たるような軽い音が聞こえたんだけど、これが原因だったのか。前回ばらしたときも全く同じ箇所で同じことがおきていたので根本的な原因があるのだろう。

色々考えてみたんだけど、おそらくエンドプレイが大きすぎるのではないかと判断。既定値は0.004 ~ 0.025 inch (≒0.1mm~0.6mm)。新品のワッシャーを入れた状態ではエンドプレイが0。ワッシャーを縮めた状態で大体0.5mm。問題なさそうなものだが、他の箇所と比べてみると、ワッシャーを縮めた状態でのクリアランスが明らかに大きい。手持ちの0.01inch(≒0.25mm)のシムを入れて対策。ちなみにこのシム、いつ買ったのか全く記憶にない。2011年のときなのかな。


コンロッドにつけっぱなしにしておいたピストンは、じゃまにならないよう、一番引っ込んだ位置(下死点)付近にしておいた。クランクを回すとクランクケースから出ているスタットボルトに引っかかって、ピストンかリングのどちらかを傷つけるから、スタッドボルトを養生しておこう。

そう思ってほったらかしにしておいたら、案の定、スタッドボルトを養生する前にクランクを回してしまった。何もなかったことにしようかと思ったけど、よーく見てみると2ndリングに傷をつけてしまった。

2ndリングの傷

無駄な出費と作業と慣らしが発生する、素人修理あるある過ぎて悔しい。しかもしかも、オーダーしたピストンリングはサイズを間違えていたというおまけ付き。もう、何もなかったことにして正しいパーツをオーダーする。そんな方法が一番良いと思うのが最近の気づき。

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