HONDA GoldWingが欲しい。めちゃくちゃ快適だろうし、二人乗りしても後ろで寝られるだろうし、ハーレーじゃなくて、ホンダが作ったバイクは快適さに妥協なく、自分の期待を超える凄さがなにかあるんじゃないか。ずっとそう思ってる。
一回だけでも乗ってみたくて、レンタルバイクを調べてみると保険込みで24時間4~5万。高すぎて無理。もちろん試乗車もない。あーでも乗ってみたい。高速なんか走ったらどうなるんだろう。1日で1000キロくらい走れるんだろうな。
そんな妄想を膨らましていた2025年秋。やっと涼しくなって最高気温も30度を下回るようになりました。久しぶりに箱根の方にでも走りに行こうかと。箱根に行ったらバイパラでなにかバイクレンタルしてみたいな。ゴールドウィングないかな。
webをチェック。期待のGWはなかったけど、R18やインディアンやハーレーやロイヤルエンフィールドたくさんなどなど。だいぶラインナップが充実している。GWほどじゃないにしてもR18も一回乗ってみたかったので早速バイパラへGo。
東名の軽い渋滞を抜けて、退屈な小田厚も久しぶりのツーリングなのでそこそこ楽しめて、650円に値上がりしたターンパイクはいー感じの音と鼓動感で登っていって、バイパラへ到着。いつも湾岸あたりの直線しか走ってないから久しぶりの山道は楽しい。
バイパラにあるレンタル車両に一通りまたがってみて、予定通りR18をレンタル。
でかい |
900ccのシリンダーが二本 |
重いけど、エンジンが軽く吹け上がるのはびっくり。そして、ミラーが全然ぶれてない。たぶん、ぶれまくってなにも見えなくなる自分のバイクのミラーが異常なだけなんだけど。
ターンパイクを1往復、少し時間が余るので、伊豆スカ方面へ十国峠まで往復。
まーなんてゆーか、このバイクが好きな人には申し訳ないけど、退屈だったのが正直なところ。エンジンの鼓動感もないし、排気音が良いわけでもない。トルクやパワーを感じるわけでもない。快適かと言われれば、不快ではないけど快適でもなく、単に「楽」という印象。
昔エボに乗っていた頃、乗り始めてしばらく経った頃に感じた物足りなさに近い感覚だった。もしくは、TC96のウルトラをレンタルして高速巡航していたときのダルさ、みたいな感覚。384Kgと車体が重い分、そのダルさが一層際立つ。
そして、話はGWに戻るけど、たぶん、この種のダルさは絶対に拭いきれないだろう。R18よりは快適なんだろうし、1日1000キロ走れるんだろうけど、楽しさとか高揚感は得られないだろう。
そんなわけでやっぱりショベルですよ。最高ですね。どーしょもなく壊れるしオイルも漏れているし、高速は80キロ位の巡航が色々都合良いんだけど、のんびりといー音を聴きながらエンジンの振動を感じ続けるのは、多分今のバイクから得ることができない貴重な楽しさなんだろう。