うまく行けば、そのままバイク乗りに戻れるけど、うまくいかなかったらまだオーバーホールが続くって意味では、待ち望んでいたエンジン始動だけど、作業の1プロセスでしかないってのはどーしょもない事実です。
さてさて、セルで回すもエンジンがかからず、バッテリー切れ。しょうがないのでキックでかけようとします。以前に比べてものすごくキックが重くなったのはちゃんと圧縮がある証拠ってことで嬉しいのですが、エボ並に重くなったキックを踏み続けるのは結構な作業です。すぐに汗だく。
ちなみに、コンプレッションテスターを使うと、フロント6.5kg、リヤ9Kg。全然だめじゃん、って話ですがw、それはそれ。クリティカルじゃないハズですので次回の宿題にします。
そして、キックを踏むのですが、どーもスターターモーターが回る音が聞こえます。ということはドライブギアが戻ってないってことです。ということは、エンジンがかかっている間、スターターモーターも回り続けるってことで、これはかなりクリティカルってことになると思います。たぶん、スターターモーターが壊れます。
上の小さいギアがドライブギア 下のでっかいギアと噛んでちゃいけないのですが、噛みっぱなしです (写真は戻したところ) |
というわけで、直しに入ります。
ドライブギアを戻す力はどーゆー仕組みでどこから発生してるんだっけ?ってところから始めて、それがわかったら何とか戻るように修正です。
ワッシャーをかませたり、ゴムカバーの位置を変えたり、理屈はないけど、組みばらしやったり。。。。。3時間試行錯誤しましたが、解決には至りません。これもパズルと考えれば、今までで一番難しいです。間違いありません。最後の最後で最大難易度のパズルを用意しておくとは、やっぱり侮れませんね。敵として申し分ありませんw。
しっかり組んだはずですが、何かが間違っている可能性もあるかもしれないので、マニュアルを見てみます。はい、ありました。バネが入っていませんでした。そりゃ戻りませんね。余ったパーツ箱にしっかりとバネが入っていました。
だいたい、リプレイスもしてないのに余ったパーツがあるって時点でおかしいと思うはずなのに、すっかりスルーしてましたw。
入れ忘れたバネ |
さくっと直して、しばらくキックを踏むもエンジンはかからず。時計を見るともうエンジンをかけるには遅い時間。火入れは明日に持ち越しです。
必要になりそうな車載工具を用意して明日に備え、タンクデカールを貼って今日の作業は終了。
デカールを貼っただけですが、だいぶ印象が変わったSturgisをニヤニヤしながら眺めて明日に思いを馳せます。
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