2011年1月9日日曜日

回らないナット、回るクラッチ

正月に頼んでおいた巨大なソケットとスピンナハンドルを入手したので、いざプライマリーをばらす、の巻です。

左端に見えているのががcompensation sprocket nutです。たぶん、自分のハーレーの中で一番巨大なナット、1-3/4(約44ミリ)。

でかすぎるナット

そして、それを回す巨大なソケットとスピンナハンドルを付けた状態。スピンナハンドルは60cmの長さがあるので人力でもとても大きな力がかけられるようになってます。


ズームするとこんな感じ。


で、これを力いっぱい回すわけですが、スプロケが回らないようにするため、ギヤを入れて、リヤのブレーキをロックしておきました。

そうすると、ナットがあるスプロケとクラッチ側のギヤがプライマリーベルトで繋がっているので、人力程度じゃびくともしないくらいしっかり固定されます。

リヤブレーキバーの根元にワッシャー(なんでも良い)を
かませてブレーキをロック。

これで準備完了!ってことで、スピンナハンドルを力いっぱい回します。ヌルッとした感触で回りました。ハイ、楽勝です。やっぱ60cmの長さでテコの原理を応用すればこんなのたいしたことないっす。

もういちど。あれ? 固いな。。。。。ヌルッ。あ、回った。

ん?。。。。ん〜〜〜〜〜〜?!

ナットは回っていまへん。代わりにクラッチが回っていました(滑っていました)。クラッチ、つながってるのにね。

まぁ、、、、クラッチが滑るからってのもOHをしようと決意した理由の一つっちゃ一つですがw。

しょうがないのでクラッチのスプリングを目一杯まで縮めて再度チャレンジ。ちなみに、ここまで縮めると走るときには全然滑らないで普通に走れます。(でも、もちろん他にダメージが出ます。クラッチケーブルのタイコを破損するとか。)

せーの、ヌルッ。

あぁ、だめですか。そうですか。じゃ、クラッチ洗浄ですね。

もうめんどくさいのでいちいち過程は書きませんが、クラッチ洗浄してもダメでした。うーん、侮れないですなぁ。ほんと、チャレンジングなことばっかりで楽しくなってきます。

ってことで、今日はここまで。

夜になって、Nさんが貸してくれたインパクトドライバーがあることを思い出したので、明日それでチャレンジしてみようと思います。

それでもダメなら、北川商会のオープンベルトプーリー ロックバー  

を試してみようかと思っています。あぁ、安くあげようと思って自分で始めてはみたものの、まだひとつもパーツを買ってないのに、工具の出費がどんどんかさみます。

でも前に進めればオッケーです。
それと、皆様からのあたたかいアドバイス、何かありましたら大歓迎です。

では、おやすみなさい。

2 件のコメント:

  1. 逆に回してねぇ? 逆ネジでっせ。

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  2. どっきり。
    でも、クラッチ側は逆ネジだけど、クランクケース側は順ネジじゃないですか? 上の写真のロックバーの噛ませ方からしても。

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