2011年1月23日日曜日

That Nut Sucks #3

そんなわけで、近所の親切なバイク屋で貸してもらった鉄パイプを使ってチャレンジです。

鉄パイプの長さは1m以上。肉厚もありしっかりしています。これだったらスピンナハンドルの根元までかませても相当な長さが取れるので、あまりぐらつかずかなりの力がかけられそうです。

そうそう、ラスペネもわずれずにかけて、と。
この状態から鉄パイプで延長して、エイッ。思うに1000Nm位のトルクが掛けられたはず。

それでもびくともしません。
そうは言っても他に手がないので、諦めずに何度かトライ。すると、パキッ、からんから〜ん、と。
あーあ、何が折れたんだ?と見てみると、スピンナハンドルの差込口がポッキリ逝っちゃってました。差し込み角1/2インチなのに。
ここ、折れるんだね。
ついでに僕の心も折れそうです。

ってことで、もう、このナットは回せません。世の中のどこかには、これを回せる機械なり人なりが存在するのでしょうが、自分がその機械や人に辿りつけることはないだろうってことで、存在してないのと一緒です。
はい、回せません。

次に考えたのは、ナットの破壊。ナットクラッカーとかなんかでやってみようと。鉄パイプを返しに行ったら店の社長も「タガネで割っちゃうといーんじゃね?」と。

幸い、自分のショベルは’80年製だからだいたいのパーツはなんとか手に入ります。そんなわけで、そのバイク屋にバイクを持って行って破壊してもらうことにしました。

家に帰って、一応、このナットが買えるか調べてみると、J&Pにはありません。J&Pに無いってことは結構やばいってことなので、パーツナンバーでググッてみました。すると、出てくるのはNOSパーツデータベースとかばかり。ちなみに、NOSとは、あの、噴射すると速くなるやつじゃなくて、New Old Stock、新品未使用在庫品ですね。しかも、NOSパーツのデータベースでも「在庫なし」ばかり。

'80 Sturgisはご存知のとおり1次側がベルト。そんなレアな仕様は実は80~83(?)までのほんの数年間しかないです。ハーレーの歴史は100年超えてるのにね。ということで、このパーツ、なかなか無さそうです。

下はパーツリストの写真ですが、ここに写っている24番。Nut, Compensating Sprocket. Part#40247-80です。入手可能な情報あったらお待ちしてます。
それにしても、ほんと一筋縄ではいかないですね。

ということで、今回のO/Hではトラニーからプライマリへのオイル漏れ、それによるクラッチの滑りは諦めです。

リプレースパーツが見つかったときにナットを壊して外すつもりですが、それまではクラッチを掃除しながら乗ることにします。とは言ってもまだバラバラですけどね。

追記:
Part#40247-80見つかりました。(_ _)

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